行こうとしているお墓が自分の一族のお墓であり、行き慣れている霊園であれば、現地に用意されているものや、霊園内にあるお墓の場所もわかっていると思います。
しかし、今回は初めて行く霊園でお墓参り・お墓お掃除をするために、事前に準備しておくべきことなどはあるのでしょうか?調べてみました。
Contents
初めてお墓参りへ行く時は
今まで行ったことのないお墓へ初めて伺う際には、墓守をされている方、もしくはそのお墓に関係する方へ、事前にお墓参りをさせていただきたい旨の連絡をしておくと良いでしょう。
その際は具体的な日時もお伝えしておきましょう。
突然お墓お掃除されていたり、お花が供えてあったりすると、お墓の関係者は誰がお墓参りに来たのかわからず、驚いてしまいます。
故人が好きだったものや、食べ物を供えるような場合、霊園それぞれで決まり事があることが少なくありません。
霊園の管理者や関係者に失礼があってはいけません。
勝手に伺い、勝手なことをしてご迷惑をかけることがないように気を付けましょう。
そして、どこの霊園かわかっていたとしても、広い霊園だった場合、目的のお墓を見つけることが難しいこともあります。
お墓の関係者へ連絡する際、ある程度霊園内のどのあたりにお墓があるかを聞いておくと当日迷わなくてすみます。
それでも現地でお墓の場所がわからなかった時は、霊園の管理事務所や寺院の管理者に伺うと、お墓の位置を教えてくれると思います。
その際にも、霊園内の東西南北どのあたりの区画にあるらしい、程度の情報は伝え、探してくれる方に必要以上の手間をかけない配慮ができると良いですね。
ホームページがある霊園では、霊園内のマナーや、園内マップが見られることもあります。
行く前にチェックしておきましょう。
お墓参り・お墓お掃除の基本準備!
ではお墓参り・お墓お掃除をする際に必要な持ち物はあるのでしょうか。
一般的なお墓参りでは、
お花を供える線香を手向ける合掌する
以上のような一連の流れがあります。
お花は仏花が霊園内に売っていることも少なくありません。
しかし、仏花ではなく、故人の好きだったお花を供えたい場合は、あらかじめ花屋で購入してお墓へ向かいましょう。
霊園内にお花屋さんがある場合もありますが、目当てのお花が必ずあるとも限りませんので、お供えしたいと決めているお花があるのならば、お墓へ到着する前には準備しておく方がスムーズです。
そして、お線香はやはり霊園内で販売していることも少なくありません。
こちらは特にこだわりがなければ自分で用意しておいても、霊園で購入してもどちらでも良いかと思います。
お線香を持参する場合は、箱に入っているとはいえ、乱暴に扱うと箱の中でお線香が折れてしまうこともありますので、道中は丁寧に扱いましょう。
お花やお線香の他に、故人の好物や、ゆかりのものをお供えしたい場合は特に注意が必要です。
食べ物や物品のお供えを禁じている霊園は少なくありません。
お墓参りの間だけ一時的にお供えしたとしても、帰る際には忘れずに持ち帰るなど、霊園のルールを必ず守るようにしてください。
お花やお線香を供える前に、墓石を水拭きし、花立てや線香立てなどの小物もキレイにしておくと、気持ちよくお墓参りをすることができます。
お墓お掃除のための道具として、
- 柔らかいタオル
- 歯ブラシ
- 軍手
- ビニール袋
以上のような物があると良いでしょう。
硬い毛のブラシなどを使って強い力で掃除をすると、墓石に傷がついてしまいます。
そのため、お墓お掃除の道具は柔らかいものを選びましょう。
墓石に水をかける際、自然に乾くからと放置しておくと、頑固な水垢の原因となってしまいます。
水をかけたあとは必ずタオルなどで水分を拭くようにしてください。
細かい溝や、文字、タオルで掃除しにくい場所は、歯ブラシで優しく擦って汚れをかき出してください。
墓石だけでなく、お墓の周りに雑草が生えている場合は、草むしりをすると見違えるようにキレイになります。
お墓お掃除をして出たゴミなどは、持参したビニール袋にまとめ、近くに置いたまま帰るようなことが絶対ないようにしてください。
霊園にゴミ箱があれば分別して捨て、ない場合は自宅まで持ち帰りましょう。
まとめ
初めて行くお墓でのお墓参り・お墓お掃除をマナー良く行うための準備、いかがでしたか?
自分の一族に関係しないお墓へ行く場合は、お墓の関係者や霊園へご迷惑をかけないことが第一です。
当日わからないことがあれば霊園の管理者に聞くなど、勝手な判断で行動しないように心掛けてください。
【伝え手】はご依頼者様の信頼に自信をもってお応えいたします。
【伝え手】ホームページよりお問い合わせください。
詳細はホームページの無料相談ページよりコンシュルジュへお問い合わせください!