「なんて罰当たりな事云うのか……」「ウチは私で既に五代目ですけど……」というお叱りを受けそうなタイトルですよね〜m(._.)m
現代の少子高齢化並びに晩婚化により少子化が拡大されるのは周知の事実です。
未婚/離婚済子供無/離婚済子供有親権無など、夫婦関係の無い世帯の場合。
夫婦関係有でも子供無/子供有女子のみ/子供有男子有だが結婚絶望的などの親子構成による場合。
夫婦関係有男子有既婚だが孫無/夫婦関係有男子有既婚だが孫女子のみなどの親子孫構成による場合。
いかがですか?いとも簡単にお墓は絶えると思いませんか?
逆に途絶えないケースは、 夫婦関係有り既婚男子有り孫男子有り という構成をループさせないとならなくなります。
Contents
お墓が絶える
申し遅れましたが、ここでの《お墓が絶える》とはお墓参りに来る人がいないという無縁墓のことではなく、そのお墓に入る(納骨される)方が居なくなった状態が絶えたと言っています。
墓地の契約(永代使用権)は、ご兄弟でも他家に嫁いだお嬢様でも可能です。
でもその方達は基本的に後継ぎの居なくなったお墓には入らないのが通例です。(法律上(墓地埋蔵法等)等で入れない訳ではありません)
現代の《故人の弔い方/偲び方/供養の仕方》も急激に多様化しています。
人が亡くなられると、葬儀 ➡️ 仏壇 ➡️ お墓に納骨。これでようやく【故人が永眠できた】という認識が一般的でした。
供養の形
この一般常識が2000年頃から激変します。
ご葬儀は一般葬から家族葬/密葬へと小規模化し、更に1日葬(通夜と葬儀を1日で済ませる)や直葬(病院から火葬場へ遺体を直接送る。通夜も葬儀も無し。火葬場での僧侶読経や戒名有無などはオプションで選択)などコンパクト化が進んできました。
そして究極の簡素化と言われる【ゼロ葬】が登場します。
生身の人間という生物の痕跡が何も残らない=ゼロという弔い方です。
葬儀も無し、仏壇も無し、お墓も要らない。
そもそも、位牌や戒名があるから仏壇を置かなきゃならない、遺骨を拾うから置き場所としてお墓を建てなきゃならない。
だったら位牌も戒名も要らない。遺骨も一欠片も要らない(火葬場で産業廃棄物として処分)。
背景には、少子高齢化/晩婚化からの継承問題、故人の希望、住まい、ライフスタイルなど様々な理由があるようです。
このほか、 遺骨や毛髪を精製して人工ダイヤを作り遺族の手元に置く。
・仏壇もお墓も基本必要無しの【ダイヤモンド供養】
・遺骨を海に撒く【海洋散骨】
・遺骨を宇宙空間に撒く【宇宙葬】
・遺骨を風船に入れ成層圏に撒く【バルーン葬】
など今後ますます多様化しそうです。
更にPCやスマホで完結する【バーチャルお墓参り】までゆくと現実世界への影響は皆無となります。
遺族良しなら全て良し。 今迄のタブーにとらわれない【現代人の総意】とでも言わざるを得ないパワーを感じるこの頃です。
《絶える》か《絶えない》のか?
未来は神のみぞ知る。でも《絶えるだろう》という前提で考えるご自分の死後と《絶えない》前提で考えるご自分の死後は同じものではないでしょう。
あなたの終活に僅かでもお役に立てたなら幸いです。
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