突然お墓掃除をしなくてはいけなくなった貴方が知っておくべき3つのこと──
『時期 / 用意するもの / 方法』まとめ
お盆/春秋のお彼岸/故人の命日
歯ブラシ/ハケ/鎌/スコップ/軍手/墓石用洗剤/ざる など
敷地内の草むしりから。墓石はブラシで土ほこりなどを除去した後、やさしく軍手をした手で磨き。その時は基本、水洗い。掃除で出たごみなどは必ず持ち帰る。
この記事は、お墓の世話を今までやったことのないけれど、お墓お掃除を突然しなくてはいけなくなった という方におすすめの記事となっています。
親孝行したい時に親はなし──と言います。
まさかこんなに早く自分が墓のお世話をすることになるとは……そうお思いになる方は、決して少なくありません。
親と一緒に毎年お墓お掃除をされていた方ならば、そんな突然の出来事にもなんなく対応できるでしょう。
しかし今のご時世、そういう方はなかなかおられません。
まさに『突然に』、自分のところにお鉢が回ってくるというケースが圧倒的に多いでしょう。
そんな貴方が困らないように、お墓お掃除ハウツーを簡単にまとめてみました。
必要な方は是非参考にしてみてください。
お墓掃除に適した時期は?
【適した時期まとめ】
お盆 ・春秋のお彼岸 ・故人の命日
通常、お墓掃除は『お墓参り』の一環として行われます。
そしてお墓参りが一般的に行われる時期は、「お盆 ・春と秋のお彼岸」 になります。
お盆は通常8月の13日から15日です。そして、これは『旧盆』と呼ばれているものです。
これに対して『新盆』というものもあり、7月の13日から15日になります。
ただし、多くの地域は『旧盆』をお盆としており、東京を中心とした一部地域で『新盆』がお盆とされているので、この点はご注意ください。
また、地域によっては15日ではなく16日までをお盆とする地域もあります。
また、『お盆』『お彼岸』は一般的なお墓参りがされる時期ですが、『故人の命日』をお選びになる方も少なくありません。
やはり、命日というものは故人と繋がりが深い人には特別なものなので、その日を選ぶという方が多いのも頷けます。
お墓掃除に用意するものは?
【お墓お掃除のときにあると便利な道具】
歯ブラシ/ハケ/鎌/スコップ/ざる/軍手/墓石用洗剤/(水桶/柄杓)
では、いざお墓お掃除に行くという時に持って行った方が便利な道具は何でしょうか?
上にまとめてみました。 この中で『水桶』や『柄杓』はお寺などで借りるという場合は持参しなくてもいいでしょう。
使用方法はおおよそ次のようになります。
墓石などの狭い場所のホコリ取りなどに便利です。
墓石などの比較的広い面積のホコリ取りなどに便利です。
雑草取りに使います。 スコップ:雑草取りに使います。
出たごみを集めるために、あると便利なアイテムです。
装着して水に濡らし、そのまま墓石を磨くなどもしますし、雑草取りなどの時も手を防御出来てケガをしにくくなります。
基本水洗いですが、あると便利なこともあります。
お墓を水洗いする時に使用します。また、お参りの際に水をかけると思うので、『お掃除/お参り』両方に使用するアイテムです。
お墓掃除の具体的な手順と方法は?
手順は次の通りがベターです。
- 敷地内の雑草取り。
- ハケや軍手を着用した手での大面積部分のホコリ取り。
- 歯ブラシなどを使用して、彫られた名前部分など小面積部分のホコリ取り。
- 水洗い。流すだけでなく、軍手を着用した手などでやさしく拭っていく。墓石は意外に繊細なので、たわしなどでゴリゴリと擦るのはやめましょう。
- 水での洗い流し。
- 抜いた雑草など、出たごみの回収。
基本的に『やさしく』『丁寧に』『出たものは持ち帰る』でOKです。
あと、使う水はきれいな水を使わないと、せっかく洗った石が汚れてしまい故人もお悲しみになるので、必ずキレイな水を使うようにしましょう。
まとめ
お墓お掃除を今までされたことのない方が、突然のお役目に困らないように簡単に『時期』『用意するもの』『手順』とまとめてみました。
お墓参りは、忙しい毎日のなか故人に思いをはせる大事な日です。
とはいえ、いきなりやろうとすると「え~っと……」ということになるものでもあります。
今回は簡単にまとめてみましたが、おそらく最低限必要な知っておきたいことはご紹介できたと思います。
お墓参りは、ただの作業ではありません。
普段会えない近しい人と合う日でもあります。
そんな時に困らないように最低限のことは把握しておくと、大事な日をより故人に集中して迎えられるようになりますよ。 この記事が貴方のお役に立てたならば幸いです。
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