お墓参りに行った際に、墓石や周辺のお掃除をされる方は多いと思います。

しかし、彫られている文字まできれいにお掃除される方は意外に多くないのでは?

文字の部分も日々風雨にさらされ、汚れがついたり、コケがついたり、だんだんと読みにくくなっていくものです。

文字がきれいになるとお墓が見違えるようになるでしょう。

今回はお墓参りに行った時に墓石の文字を掃除する方法をご紹介します。

 

 

お墓の文字を掃除する道具

 

墓石には様々な種類がありますが、表面がコーティングされているものが多くあります。

毛のかたいタワシなどで強くこすると墓石に傷がついたり、コーティングの剥がれの原因となったりします。

そのため、墓石のお掃除には柔らかい布を使用するのが基本です。

しかし、文字の部分は細かいため、布では十分な掃除が難しい部分があります。

そんな時に役に立つのが『歯ブラシ』です。

歯ブラシの小さなブラシは墓石の文字の細い部分や複雑な部分にもフィットし、掃除がしやすいです。

ブラシは硬めのものより、普通~柔らかいものを選ぶ方が、傷の心配も少なくて済むでしょう。

お墓参りに行く際は、お線香やお花と一緒に歯ブラシを持参することをおススメします。

その際は、ご先祖様に失礼がないよう、新品の歯ブラシを用意することを心がけてください。

 

 

お墓の文字の掃除の仕方

 

では、歯ブラシを使用してどのようにすればお墓の文字をきれいにできるでしょうか?

 

①墓石に彫られた文字を水で濡らし、汚れを浮き上がらせます。

文字につく汚れは埃やコケがほとんどです。一回水で柔らかくし、取れやすくしましょう。 この際に洗剤を使うのは基本的にNGです。

家庭用の食器用洗剤などは墓石にシミを作る原因となることもあります。

お墓専用の洗剤もありますが、文字部分には読みやすいように白や銀の色がついている場合があります。

洗剤を使用することでこの塗りが落ちてしまうこともあるので、注意しなくてはなりません。

 

②お水で汚れを柔らかくしたら、歯ブラシの出番です。

一文字ずつ丁寧にブラッシングしていきましょう。ここでもあまり力を入れすぎると傷や色剥がれの原因となるので、あくまで優しく丁寧な作業を心がけてください。

 

③ブラシである程度の汚れが落ちたら、再度水で汚れを流して、最後に乾いた布やスポンジで水分を拭きとる

 

以上で完了です。

色がすでに剥がれ落ちている場合や、頑固な汚れがこびりついて歯ブラシでも太刀打ちできないような状態であれば、専門の業者に清掃をお願いする時期かもしれません。

業者に依頼する際は、お寺や、お墓の管理をしているところへ事前に相談するようにしてください。

 

 

まとめ

 

お墓参りへ行った時の墓石の文字の掃除の仕方をご紹介しました。

お墓の表面ばかりで文字についてあまり考えたことがなかった方も、歯ブラシ一本でできることですので、次回のお墓参りではぜひお掃除してみてください。

ご先祖様も喜んでくれると思います。

お墓参りやお墓の掃除を困難な状況の方は、お墓参りやお墓掃除をご本人に代わって行ってくれる代行サービスもありますので、ぜひご検討ください。

 

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