一年でお墓参りに行く時期と言えば、すぐに思い浮かぶのはお盆とお彼岸だと思います。
しかし、年末やお正月にお墓参りへ行かれる方も多いのではないでしょうか。
年の締めと年の始めに故人へご挨拶をし、お墓掃除を行うことは、とても美しい行いに思えます。
しかし、お正月にお墓参りをすることは風習として正しいのでしょうか?調べてみました。
お正月にお墓参りへ行っても大丈夫?
お盆は亡くなった方の魂がこの世に一時的に戻ってくる期間。
その時期にお墓参りを行うことは、故人の魂をお迎えに行く意味があります。
春や秋のお彼岸は、日本独自の風習です。
あの世とこの世が繋がりやすい時期として、故人と交流をするためにお墓参りを行います。
お正月は言わずと知れた一年最初の期間。
- 【三が日】の3日まで
- 【松の内】と呼ばれる間まで
どちらも言われることもあります。
松の内は7日という地域もあれば、15日という地域もあります。
国中におめでたいムードがあふれる時期に、お墓参りを行うことに意味はあるのでしょうか?
お正月には、各家庭にその年に幸せが来るように高い山から【年神様】が降りてこられ、皆で年神様をお迎えし、お祝いをするという謂れがあります。
この【年神様】がご先祖の霊であるという説もあるため、お墓参りを行いご先祖様にご挨拶を行うのは正しい行為と言えます。
お正月にお墓掃除を行いご先祖様への感謝を伝えましょう
【年神様】がご先祖様であると考えると、お正月にお墓参りを行うことの大切さを知ってもらえたのではないでしょうか。
お墓掃除はご先祖様の眠る神聖なお墓を守るためにも欠かせない儀式の一つと言えます。
寒い時期ですので、屋外のお墓参りへ行くだけでもつらいかもしれませんが、ご高齢やご病気などでお墓掃除をすることに障りがあるわけでないのならば、できるだけ行いましょう。
お墓掃除の流れ
- お墓周囲の雑草やゴミを取り除く
- キレイな水でお墓を清める
- 新品のタオルやスポンジなどを使ってお墓を丁寧に磨く
- ご先祖様へ去年一年見守っていただいたことのお礼
以上を行った上で、新しい一年もよろしくお願いしますとお伝えしましょう。
仕上げに水分の拭き上げもしっかりと行えば、お墓はさっぱりと美しくなり、ご先祖様も喜んでくださるはずです。
もしご自身でお墓掃除ができない状況なのであれば、業者が休み明けの時期を見てお墓掃除代行サービスなどを利用してみてはいかがでしょうか。
日本には遥か昔より【代参】という、自分の代わりの者に神仏へ参拝をしてもらう風習があります。
お墓参りやお墓掃除にもこの【代参】と同様、誰かに代わってもらったとしても感謝の気持ちは変わりなくご先祖様へ伝わるはずです。
今年のお正月にはお墓参りをされなかったという方も、毎年お正月にお墓参りを行っているという方も、一年の始まりにお墓参りとお墓掃除。
代行サービスのご利用も選択肢に入れながら、ぜひ毎年の習慣としておススメします!
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